安藤の丸善読書録

丸善で買った本の感想を書きます。

「むらさきのスカートの女」 今村夏子 まだまだ暑い感想

こんばんは、まだまだ暑いですね。 前回はむらさきのスカートの女に注目して感想を書きましたが、今回は主人公・黄色いカーディガンの女に注目していきたいと思います。 ・自意識の表出の少なさ まず、先にむらさきのスカートの女について書いた理由について…

「むらさきのスカートの女」 今村夏子 冷静な感想

ついに夏が終わりますね。 グッバイキモい虫、キモい夏。 「生のみ生のままで」読み終えました。言葉にならない情念が湧いている状態です。読み終えた後の手応えは確実にあったのに、しばらく更新できなさそうです。 また言葉にできたら言葉にします。 今回…

「樹海考」村田らむ 偏った感想

お疲れ様です。相変わらず暑いですね。 もう脇汗パラダイスです。はやく秋に、それが無理ならせめてお盆になって欲しいですね。 さて、前回は綿矢りささんの「生のみ生のままで」のことを記事にしたのですが、連日職場に本を置いて帰ってしまい続きが読めて…

「生のみ生のみのままで<上>」綿矢りさ 感想

お疲れ様です。暑いですね。今日ハッとしたのですが、すでに蝉が鳴き始めていました。 虫嫌いな人間からすると夏は虫テロが多発する最悪な季節ですが、今回はそんな虫のグロさとは全く関係のない綿矢りささんの「生のみ生のみのままで<上>」(集英社)を読…

「つみびと」山田詠美 虐待しているのは誰かーエモい感想

お疲れ様です。虫が多くて嫌になりますね。 仕事辞めたい。 さて、山田詠美さん著「つみびと」の感想の続きですが、今回は私的な感情を多めにいきます。 それは違うよ!という解釈違いがあればコメントでお願いします。 まずこの作品の肝である問いかけは 「…

「つみびと」山田詠美 冷静な感想

猛暑が続きますね。もう息を吸うだけでお給料ください、というヤバイ日続きですね。仕事やめたい。 さて、はじめての記事ですが山田詠美さんの「つみびと」(中央公論社)の感想を書いていきます。 感想と言っても実はまだ読了していません。p.270まで読みま…